魚と頭のいい子の関係!妊娠中をたくさん食べているママからは頭のいい子が生まれる?

魚と頭のいい子の関係!妊娠中に魚をたくさん食べているママからは頭のいい子が生まれる?

 

 

頭のいい子供にするためには「妊娠中に魚をたくさん食べた方がいい」という話を聞いたことがありますか?

 

 

これにはちゃんとした研究結果があることを知ってますか?

 

 

魚を食べることと知能との関係については、様々な研究が行われていますが、その中でも世界的によく知られているのは、2007年にイギリスの臨床医学誌「ランセット」に掲載された論文です。

 

 

この研究は、イギリスとアメリカの研究者が協力して行いました。

 

 

イギリスのブリストルにおいて、1911年4月~1992年12月の間に出産を予定している女性11879人を、妊娠32週目までの魚の摂取量で3つのグループに分け、生まれた子供を数年間かけて追跡調査を行い、発達状況を調べたのです。

 

 

追跡調査の結果はどうなったのでしょうか?

 

 

1週間に340g以上魚を食べていたママから生まれた子供は、340g以下しか食べていないママから生まれた子供よりも、言語能力、運動能力、社会性、ほとんどで優れていたという結果が出ました。

 

 

 

「妊娠中は魚を食べ過ぎないほうがいい」のは間違い?

 

そもそもこの研究が注目を集めたのは、魚に含まれる不飽和脂肪酸が体に良いと言われていたのに、突然2004年にFDA(米国食品医薬品局)が、水銀中毒のリスクを避けるために、「妊娠中は魚を1週間に340g以上食べない方がいい」というガイドラインを作成したためです。

 

 

1950年代に、日本で水俣病という公害が発生したことは、知ってますでしょうか?

 

水俣病は、工場から廃棄されたメチル水銀が原因です。

 

中には汚染された海でとれた魚を食べて、病気を発症した人もいました。

 

 

そのため、魚には水銀が蓄積していて危険だという話が世界中に広がったのです。

 

現実には、魚を食べて病気になったのは世界中でも水俣病しかなかったのです、魚、なかでもまぐろなどの大きな魚や、カニなどの深海にすむ生物は水銀が濃縮されているから、あまり食べない方がいい、特に妊娠中の女性は魚を食べない方がいい、という考え方が、アメリカやイギリスなどで言われるようになりました。

 

 

そこで、FDAが「妊娠中は魚を1週間に340g以上食べない方がいい」という発表をしたので、魚をたくさん食べると体内に水銀が蓄積されて胎児に悪影響が出てしまうから、世の中の人が「魚はあまり食べない方がいい」と考えるようになってしまったのです。

 

 

ところが、研究者の中には、「妊娠中に魚をたくさん食べた方がいい」という意見の人達もいて、「アメリカ政府が発表したことは間違いで、魚は食べた方がいい」と反論するために調査を行いました。

 

それがさきほど紹介した「ランセット」に掲載された研究です。

 

 

1週間に食べている魚の量で、妊娠している女性を「340g以上食べる」「340g以下しか食べない」「まったく食べない」という3グループに分け、子供が8歳になった時の発達状態を調べ、妊娠中にママが食べていた魚の量が、子供の知能にどのような影響を及ぼすのか調べたのです。

 

 

その結果、魚を摂取したグループでは知能だけではなく、社会性や運動機能が高いことがわかり、2004年のFDAの発表は間違いだったと証明されました。

 

 

ただし、詳しく調べると、1週間に魚を340g食べる女性は知能が高かったり、学歴が低い女性ほど魚をまったく食べなかったり、喫煙習慣があったりなど、「魚をどれだけ食べるか」以外に、生活習慣なども影響しているのではないかという考えも出てきました。

 

もちろん、ママの学歴が高ければ、必ず子供の頭がいいというわけではありませんが、妊娠中の喫煙が胎児に悪影響を与えることは、はっきりしています。

 

 

論文では子供の知能が高かったのは、妊娠中に食べた魚の量が影響しているのだろうと結論づけていますが、魚以外に生活習慣も関係しているのではないかというのが、正直なところです。

 

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