昔もインスタ意識!目を大きく見せるための毒薬

 

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ジャガイモ、トマト、ピーマン、トウガラシ。

 

 

こうした身近な食物にも毒となるアルカロイドは含まれています。

 

 

これらの共通点はナス科の植物であるといことです。

 

 

ナス科の植物にはアトロピンやスコポラミンなど毒性の強いアルカロイドを含むものが多く、中でもチョウセンアサガオハシリドコロベラドンナといった植物には、極めて毒性の強いアルカロイドが含まれています。

 

 

いずれも草全体が有毒ですが、特に根に多く含まれています。

 

 

アトロピンやスコポラミンは、神経伝達物質であるアセルチルコリンの受容体に結びついてしまうため、アセルチルコリンによる信号の伝達が阻害されます。

 

 

また、血液脳関門を通過して中枢神経を麻痺させ、幻覚や錯乱状態を引き起こしますから、チョウセンアサガオハシリドコロは決して口にしてはいけません。

 

 

一方で、これらの植物は古くから薬草としても活用されてきました。

 

 

 

江戸時代の医師・華岡青洲はチョウセンアサガオに鎮痛作用があることを知り、ほかにトリカブトなどと調合して全身麻酔薬「通仙散」を発明しました。

 

 

この薬を用いて華岡青洲は妻の乳ガン摘出手術を世界で初めて成功させました。

 

 

ただ、薬の副作用で妻は失明してしまいました。

 

 

ハシリドコロは、食べると錯乱して狂ったように走り回ることから、その名がつけられました。

 

 

また、根はロートコンと呼ばれ、胃けいれんやぜんそくを鎮める薬として活用されています。

 

 

ロートコンにはまわりの筋肉をゆるめて瞳孔を広げる作用があることから目薬としても使われています。

 

 

西洋ではアトロピンやスコポラミンを含む植物の代表格といえば、ベラドンナです。

 

 

この植物の汁には、瞳孔を広げる作用があることから、ルネサンスの時代には西洋の貴婦人が目を大きくぱっちり見せるために目にさしたといい「美女の薬」ともいわれています。

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しかし、アトロピンの副作用で瞳孔が戻らなくなったり、錯乱状態になったとすることもあり、大変な危険を伴いました。

 

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