ヒ素 ヨーロッパンでは昔、ヒ素が誰でも手に入った!美白化粧水?トファナ水

 

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ヒ素 ヨーロッパンでは昔、ヒ素が誰でも手に入った!

 

 

平成30年4月ゴールデンウイーク、ヒ素のニュースが話題となっています。

 

そこで、今回はヒ素について紹介したと思います。

 

 

ヒ素は一般的に毒として知られていますが、実は人体にとって微量必須元素であり、体重50kgの人なら約5mgを体内に持っています。

 

土壌中に広く存在し、私たちは日々食べ物とともに微量のヒ素を摂取しています。

 

仮に大量に摂取してしまっても、原因がヒ素だとわかれば解毒剤(キレート剤)が効果を発揮するため、命を失うことはないといわれています。

 

 

 

 

それでも、ヒ素が猛毒であることの変わりはありません。

 

水銀と違い、ヒ素の場合は有機化合物よりも無機化合物の方が毒性が強く、もっとも強力なのが亜ヒ酸です。

 

これは白色の粉末状の物質で、大量に摂取すると下痢や嘔吐、腹痛を起こし、ショック症状を起こして急激に衰弱して死に至ります。

 

亜ヒ酸にはエネルギーの合成にかかわるSH基という酵素と結合しやすい性質があるため、体内に入ると細胞へのエネルギー供給が絶たれてしまいます。

 

このような細胞毒性のほかに、慢性的な摂取で神経系や血管にも害を与えることがわかっています。

 

 

 

 

〇毒殺事件

 

 

ヒ素の毒性は昔から知られていましたが、一方でシミの原因になるメラニン色素の生成を抑える性質ことがあることから、17世紀から18世紀にかけてヨーロッパでは貴婦人向けの化粧水として販売されていました。

 

現代では、えーって感じですね。

 

このヒ素入り化粧水は「トファナ水」と呼ばれ、貴婦人の中にはこれを毒殺に用いる者もいました。

 

中でも、ブランヴィリエ公爵夫人は実の父親をはじめ、慈善病院の患者100人以上をヒ素により毒殺したといわれています。

 

 

ヒ素が毒殺に使われたのは無味無臭で気づかれないためでした。

 

 

日本でヒ素をめぐる事件といえば、1950年代に起きた森永ヒ素ミルク中毒事件や、1998年に起きた和歌山毒物カレー事件が挙げられます。

 

森永ヒ素ミルク中毒事件は、粉ミルク添加物にヒ素が混入したことにより、乳幼児に多くの中毒者・死者を出した大規模食中毒事件でした。

 

 

〇トファナ水について

 

17世紀を代表する有名な毒物であり究極の美白化粧水です。

 

飲むと人が死ぬ化粧水とか今では考えられませんが、時代は十七世紀、モルヒネも薬局で買えるおおらかな時代です。

 

 

トファナ水の成分は亜ヒ酸。イタリアの火山の近くでは天然ヒ素が産出し、それを炙れば簡単に酸化物になり、それを溶かしたものを化粧水として利用していたようです。

 

間違いなくガンの原因にもなりますし、皮膚から入り込んだヒ素は体のあちこちを蝕みます。

 

一時的に白い肌が得られても、その皮膚は、ちょっとした刺激で破れてしまうような脆いものでしょうし、あらゆる病気のリスクも増えるでしょうから、とてもオススメできるシロモノとはいえないでしょう。

 

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