【ハムスターの水】【トリハロメタンが水質基準以内でも危ない?】

 

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【ハムスターの水】【トリハロメタンが水質基準以内でも危ない?】

 

 

ゴールデンウイーク、今日は、うちで飼っているジャンガイアンハムスターの家の掃除をしました。

 

 

今回は、ジャンガリアンハムスターをいつまでも元気に育てる方法を紹介したいと思います。

 

若干、細かい化学的な説明もありますので、割愛して読んでください。

 

 

 

20180430120458

 

〇食事

 

ハムスターといえばひまわりの種がイメージされると思います。

 

 

そんなイメージの人も多いですが、実は脂質がとても多く、そればかり食べていると肥満になってしまいます。

 

 

栄養バランスの優れたミックスされた食事を上手く使って、ハムスターにあった食事をさせてあげましょう。

 

 

ですが、うちのハムスターもひまわりの種が大好きです。

 

去年の夏に庭で植えていたひまわり2本から収穫したひまわりの種が底をつき、今はホームセンターで売っている殻なしのひまわりの種をあげています。

 

ものすごい勢いで口に入れて、家のどこかに隠してはまた戻ってきます。

 

習性なのでしょうね。

 

 

 

 

〇ストレス

 

ジャンガリアンハムスターは比較的人に懐きやすい品種。

 

 

とはいっても、中には臆病で人が苦手な固体もいます。

 

 

 

こちらがスキンシップを取りたいと思っても、ハムスターのほうはそう思っていないことも多いので、無理やり触って過度にストレスを溜めないようにしましょう。

 

 

うちのハムスターもペットショップで飼って1ヶ月くらいは、何をするにしても「ジーッ」といってました。

今では、手に乗ってきます。

 

 

 

 

 

〇運動

 

 

運動は、肥満を防止するだけでなく免疫力を高める効果もあるので、広いケージを使うか回し車を用意して、運動できる環境を作ってあげましょう。

 

自分は1日に1回か2回、ケージの外に出してあげてます。その際に、見失わないようにしています。

 

あと、コンセントのある場所には行かないように箱でガードしています。

 

 

 

 

 

 

 

〇水(トリハロメタン対策)

 

トリハロメタンのうちクロロホルムおよびブロモジクロロメタンについてはIARC(国際がん研究機関)においてGroup 2B(発癌性があるかもしれない物質)として勧告されています。

 

水質基準を満たしていても、それは人間に対してであって、ハムスターにとっては、もっと低いレベルの濃度でないと害があるからです。

 

 

この詳細は、他のペットにも言え、自分のブログでも紹介しています。

 

 

 

(詳細)ブログから一部抜粋(クロロホルムの場合)

 

 

クロロホルム以外にもいろいろな物質に対して検証していますので、よろしかったら見てみてください)

 

 

 

 

 

クロロホルムは、浄水過程で、水中のフミン質等の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生成されるトリハロメタンの主要構成物質です。

 

水質基準値:0.06mg/L

 

 

 

水質基準値の算出方法

 

評価値の算出

 

評価値の算定に当たっては、WHO 等が飲料水の水質基準設定に当たって広く採用している方法を基本とし、食物、空気等他の暴露源からの寄与を考慮しつつ、生涯にわたる連続的な摂取をしても人の健康に影響が生じない水準を基として設定している。

 

具体的には、閾値があると考えられる物質については、基本的には

 

・1 日に飲用する水の量を2L

 

・人の平均体重を50kg(WHO では60kg)

 

・水道水由来の暴露割合として、TDI の10%(消毒副生成物は20%)

 

を割り当てとする条件の下で、対象物質の1 日暴露量がTDI を超えないように評価値を算出している。

 

 

 

 

それでは、実際にクロロホルムの算出を説明します。

 

 

評価値(クロロホルム

TDIは、LOAEL:15 mg/kg/dayに週6日投与による補正を行い、不確実係数:1000(個体差と種間差それぞれに10、LOAELの使用による係数10)を適用し、12.9μg/kg/dayと求められます。

 

 

消毒副生成物であることにより、TDIに対する飲料水の寄与率を20%とし、体重50kgのヒトが1日2L飲むと仮定すると、評価値は0.06mg/Lと算定されます。

 

 

 

まず、TDIについては簡単に説明すると、

 

Tolerable Daily Intake(耐容一日摂取量):ヒトが摂取しても健康に影響がない、汚染物質の一日あたりの摂取量。

 

 

クロロホルムの水質基準値の算出式=12.9×50/2×0.2=64.5μg/L=0.064mg/L≒0.06mg/L

 

ここで、

 

①12.9はクロロホルムのTDI

 

②50は50kgの人の体重(日本の水質基準は体重50kgをもとに算出される)

 

③2は1日に飲用する水の量:2L(日本の水質基準は2Lをもとに算出される)

 

④0.2はTDIに対する飲料水の寄与率:20%=0.2(クロロホルムは消毒副生成物なので20%)

 

 

(参考)

単位μg(マイクログラム)はmgの1000分の1、mgはgの1000分の1

つまり、1000μg=1mg、1μg=0.001mg

 

 

以上で、クロロホルムの水質基準値が0.06mg/Lと求まりました。

 

 

 

ここで、新たな見解として、人以外の動物にこの0.06mg/Lが妥当なのか検証してみました。

なぜかというと、ペットも家族の一員であると私は考えているからです。

 

 

ジャンガリアンハムスターの場合

 

 

①体重40gの場合=0.04kg

※オスの適正体重は35gから45グラムで、メスは30gから40gです。

 

②1日に飲用する水の量:10mL=10mg=<strong>0.01mg

 

 

クロロホルムの水質基準値の算出式=12.9×0.04/0.01×0.2=10.32μg/L=0.01032mg/L≒0.01mg/L

 

 

なんと、ジャンガリアンハムスターの場合では、0.01mg/L以上では発ガン性の恐れがあるのです。

 

 

例えば、クロロホルムの値が0.03mg/Lの場合には、水質基準を満たしていても、それは人に対して満たしているのであって、ジャンガリアンハムスターの場合では、0.01mg/L以上なので発ガン性の恐れがあるのです。

 

 

 

 

 

 

【対策】

 

以上のように人よりも体の小さなペットでは、水質基準以内であっても危険な場合があります。

 

水質基準が人を基準に策定されたという背景がその原因です。しかし、ペットも家族の一員です。

 

それでは、ペットを守るためにどのようにすれば良いでしょうか?

 

 

 

対策方法

 

①沸とうさせる。

 

(確実な方法)

トリハロメタンは、煮沸すると最初の3~4倍に増加し、10分以上煮沸することで少しずつ減少し、50分でゼロになります。

 

つまり、トリハロメタンの危険性から回避するには50分煮沸を続ける必要があるのです。

 

 

沸とうさせると、 トリハロメタンは気化して水中から除去することができます。

 

このときに10分以上沸とうを続けてください。

 

トリハロメタンは、沸とうして5分程すると一時的に水中濃度上昇しますが、さらに沸とうを続けると蒸発するため、除去することが可能です。

 

5分程度で沸とうを止めてしまうと、逆にトリハロメタンが増加してしまうので注意が必要です。

 

電気ポットでは、沸とう操作を数回繰り返すことで除去することができます。

 

 

②活性炭にとおす

 

活性炭の表面には目では見えない小さいすき間が空いていて、そのすき間に色々なものを取り込む性質があります。

 

残留塩素と同様にトリハロメタンも活性炭に吸着されるため、除去することができます。

 

ただし、活性炭の吸着量には限度があるため、市販の浄水器等で活性炭吸着装置のついたものをご使用になる場合は、適正な交換時期を守って使用して下さい。

 

 

③最も確実な方法

ここで知ってほしいのは、水道水は煮沸するだけでは絶対に安全とは言えないという事です。

 

トリハロメタンは塩素との反応で生成します)

 

そこで、水道水を煮沸する前に、塩素をはじめ水道水に含まれる全ての有害物質を取り除く必要があります。

 

そのために家庭で出来る一番確かな方法として浄水器でろ過する以外安全な方法は今のところないと思われます。

 

 

要するに、一番確実なのは、次の通りです。

活性炭付きの浄水器でろ過する→50分煮沸する。

 

 

 

まとめ

 

化学物質の水質基準は人を基準に定められたものなので、ペットなど体の小さな動物に対しては十分でない場合があります。

 

そのためには、化学物質を十分に除去してペットに与える工夫が必要です。

 

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