【必読】【化学物質過敏症】【防虫剤】・・その症例も紹介

 

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防虫剤(パラジクロロベンゼン

 

・パラジクロロベンゼンとは?

 

パラ-DCB、p-DCBとも呼ばれる。

 

融点53℃、沸点174℃。常温で、昇華により強い臭気を発する白色の固体である。空気中では固体から気体へゆっくりと昇華する。臭いが強いが故に、空気中に極微量あるだけでも嗅ぎ分けることができる。主な用途は防虫剤およびトイレの消臭ブロックである。

 

・利用

 

衣服を食い荒らす虫、カビなどを忌避するための防虫剤や、トイレ、ゴミの容器などの消臭剤として用いられる。防虫剤として、日本語圏ではパラゾールやネオパラエース、英語圏では Paramoth、Para crystals、Paracide などの商品名で知られている。日本の中学校では、かつて理科の融点の実験に用いられることがあったが,生徒の健康状態への影響に配慮する観点からパルミチン酸などを用いた実験に変更された。 また、非常に僅かではあるが、スーパーエンジニアリングプラスチックの一種であるポリフェニレンスルファイドの原料としての用途もある。

 

 

健康被害と対策

 

防虫剤などのパラジクロロベンゼン製剤は、通常の使用の範囲ではヒトへの健康被害の根拠は示されていないが、高濃度では害を及ぼす可能性がある。家庭での非常に高濃度の p-DCB の使用は、目眩、頭痛、肝臓障害を起こす。一部の症例では、含有製品を数ヶ月から数年にわたり使用していた。

 

p-DCB が生命に異常をきたすという根拠はまだ無い。母乳中のジクロロベンゼンを検出したという研究はあるが、p体については特に測定されていない。

 

子供は大人よりもこの物質にさらされるリスクが高く、家庭の防虫剤、トイレの消臭剤の誤飲などの危険がそれである。子供に対する同物質の影響についての詳細は乏しいが、恐らく大人と同様の影響だと思われる。p-DCB を含む製品を皮膚に接触させたりしないように注意する。防虫剤、トイレの消臭剤等は幼児の手の届かない所に保存する。家庭用の化学製品は専用の容器に保存する。特に子供が飲食物と誤解しやすい容器(ペットボトルなど)には保存すべきではない。万一、誤食があった場合は、直ちに病院に行くこと。p-DCB の誤飲・誤食の応急処置には牛乳を飲ませてはいけない。p-DCB は脂溶性のため乳脂肪分に取り込まれ、これが体内に吸収され易くなってしまうので危険である。

 

パラジクロロベンゼンへの曝露を測定する試験として最も一般的な方法は、p-PCB の分解生成物である2,5-ジクロロフェノールの尿や血液中の濃度を測定するものである。尿中に2,5-ジクロロフェノールが存在すると、1日ないし2日以内に p-DCB に曝露されたことがわかる。p-DCB の血液中の濃度の測定はそれほど一般的ではない。

 

アメリカの環境省 (EPA) は飲料水中の p-DCB の最大許容量を 75 μg/L としている。

 

p-DCB は EPA に登録された殺虫剤なので、製造者が p-DCB を殺虫剤として使用する際は、EPA にその旨を通知しなければならない。

 

アメリカの労働安全衛生庁 (OSHA) は、1日8時間、週40時間労働での空気中の最大許容量を 75 ppm としている。

 

・日本でのカップ麺における検出騒ぎ

 

2008年10月に、日本でカップ麺からパラジクロロベンゼンが検出され、食べた人が健康被害を訴えた騒ぎがあり、調査の結果、防虫剤のそばにカップ麺を一定期間置いた場合、パラジクロロベンゼンが包装や容器を通じてカップ麺に移ることが確認された。その後、カップ麺の容器材質の改良や、保管方法の注意喚起をカップ麺と防虫剤に記載している。

 

 

 

 

 

症例①

 

・15歳男性

 

・主な原因:防虫剤(パラジクロロベンゼン

 

経緯

 

 平成4年(小学6年)ぐらいから、息子の部屋にあるクローゼットに多量のパラ剤(パラジクロロベンゼン)を入れた。

 平成5年の夏休みから、体の調子が悪くなってきた。

 平成6年の4、5月、呼吸が苦しくなり、梅雨の時に特に苦しく  なった。それまではサッカーが得意だったのに、速く走るなどの激しい運動は無理になった。

 

症状

 

平成8年6月頃より喘息に似た症状(呼吸困難)、不眠、吐き気。入梅から真

夏にかけて特に症状がひどく、秋から冬にかけて空気が乾燥してくると、だいぶ症状もらくになる。

病院の心療内科で診てもらう。診断は心身症。平成9年1月頃より無気力になり、家にいる時はゴロゴロとしていた。視力低下。

 

対応

症状が出始めた平成8年7月より、クロレラの錠剤、ウコギエキスを飲み始めた。

なぜか肉を食べた後、ホウレンソウを食べると苦しいのが治まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

症例②

 

・69歳女性

 

・主な原因:防虫剤(パラジクロロベンゼン

 

経緯

・25年前から花粉症。その季節には毎年症状がでる。

 

〇平成7年

・風邪が治らず入退院を繰り返す。

・37~38℃の微熱が下がらず、悪寒続く。原因分からず・

・脱腸手術、体重33kgとなる。

・レントゲン、CT、血液検査等、異常なし、

 

〇平成8年

・微熱状態の日々が続く、絶えず風邪を抱えている感じ。

・背中痛あり。だんだん強くなる。

・何科で受診しても異常なし。薄氷を踏む思いの毎日。

 

〇平成9年

・風邪にかかり、平成7年と同じ状態となる。

・2ヶ月間、床についてしまう(1月、2月)

 

症状

・微熱が度々出る。

・風邪のウイルスが体のどこかに潜んでいる感じ。

・体温の調節がとれず、大変疲れやすい。

・胃腸の調子が悪く。下痢、便秘の繰り返し。

・時々、頭、手足にしびれ感、手の震えがある。

・下腹部、足の冷えがきつい。

・背中の痛み強く、押しつぶされそうな感じ。

・後頭部、首筋、肩にかけてこり固まった感じ。

・不眠。

・喉の渇き、目の渇き感がある。

・酸素を十分吸い込めない感じがあって、胸が重い。

 

対応

・イトーテルミー療法(線香のような薬草を練り込んだものを金属の管に通

して火を着けて煙を吸う。全身マッサージもする)。すべての症状が緩和され

る感じ。

・電磁治療、もみ治療。

・毎晩、安定剤服用。

化学物質過敏症の診断を受けてからは、身の回りの化学物質をできる限り排

除する努力を続けている。

備長炭を、炊飯・飲料水・風呂に利用している。

 

その他

 異常なし。病気ではない。そう言われながら私の体が訴えてくる苦しみは何なのか。不安な明け暮れが続きました。北里大学病院で先生から「化学物質過敏症」との診断が下された時は、病気の怖さよりも、やっと病気を見つけていただいた安堵の方が、大きく私を包んでいました。

日がたつにつれ、今まで見えなかったものがだんだんと見えてくる中で因はいくつか考えられましたが、我ながら慄然としたのは、あまりにも無防備に多用していたパラ剤(パラジクロロベンゼン)のことでした。

 社宅のトイレには、その臭気を消すために、芳香剤リリーボールを入れ、6月初旬まで使っていました。今にして思えば、毎晩猛毒を吸いながら生活していたことになります。

 身の回りから、これらを一切排除して約2ヶ月、過去には何の異常も感じられなかったパラ剤に、体が反応し始めたのです。スーパーでパラ剤に触れたとき、両手の指先から舌の先にまで、ピリピリと刺激を受け、喉の痛みと胸の締め付け感が起こりました。この反応は、癒えていく過程での好転反応であろうかと信じています。

 長年かけて吸い込んだパラ剤の毒性は容易には消え去らないでしょうが、はるか先に見えてきた一つの灯りに向かって懸命に歩みつつあります。

  

 

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