完全犯罪!?【必読】検出、定量が難しい劇物・・・タリウム

 

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 金属測定にはICP-MSを通常使用しますが、その内部標準物質として使用しているため、サンプルに含まれているかどうか専門家でも判別が難しいです。


かつての用途
1898年、パリのレイモン・サブローにより、タリウム塩に脱毛作用があることが発見される。このため1950年代に至るまで、頭皮の皮膚病を治療する際に用いられる標準的な軟膏となった。タリウム塩自体には皮膚病を治療する効果はないが、強力な脱毛作用によって頭髪が抜け落ちてしまえば、治療用の薬品を塗布しやすくなるためである。第二次世界大戦以前には、顔面の脱毛クリームとして販売されていたが、製造業者や使用者のタリウム中毒が多発したため、現在ではタリウムを使用した脱毛剤は販売されていない。

毒性
皮膚、気道からも良く吸収される。毒性は、評価を行った機関により様々な数値が存在している。
単体タリウム ヒトの中毒量は、最小中毒量 5714μg/kg(男性)
酢酸タリウム ヒト致死量は、最小致死量 12 mg/k
硫酸タリウム、酢酸タリウム及び硝酸タリウム毒物及び劇物取締法劇物に指定されている。

中毒
特徴的な症状は脱毛で、摂取後数日で現れる。また、外見的な異常として皮膚炎、脱毛、神経障害(失明、下半身不随など)、爪の異常(ミーズ線)を起こす。
タリウムカリウムと置き換わり細胞毒として作用するほか、細胞骨格を構成するタンパク質であるケラチンのメルカプト基架橋結合を遮断することで毒性を表している。


主な症状
循環器系頻脈と血圧上昇または低下、不整脈、徐脈、心電図異常(T波異常)呼吸器系死因 - 呼吸不全、急性呼吸促迫症候群(ARDS)、急性肺傷害が摂取後24-72時間遅延して発現することがある、胸痛、無呼吸神経系知覚異常、筋痛症、末梢の灼熱感、激痛を伴う下肢の知覚性神経障害、筋力低下、脳神経麻痺、痙攣、せん妄、昏睡消化器系大量摂取り場合は急性症状として、一過性の悪心、嘔吐、下痢。少量では24-48時間程度遅れて症状が現れる。胃炎、十二指腸炎、麻痺性イレウス肝症状肝機能障害泌尿器系蛋白尿、円柱尿、乏尿、血尿、クレアチニンリアランスの減少、血中尿素窒素の上昇、尿の緑色への着色ほか低カリウム血症、日光過敏症

 

 

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