メチル-t-ブチルエーテル(MTBE)

分子式 C5H12O/(CH3)3C0CH3
分子量 88.15

物理的正常:わずかな刺激臭を有する揮発性無色透明気体

用途:ガソリンのオクタン価向上剤、アンチノック剤、低沸点溶剤ならびにラッカー混合溶剤の混和性改良    剤、植物油の抽出ならびに精製溶剤、メタノールなどの混合燃料においてガソリンとアルコールの相分   離を防止し、アルコールによって生ずる腐食を防止。

毒性評価
メチル-t-ブチルエーテル(MTBE)はげっ歯類においては発がん性を示すが、遺伝毒性を示さないと考えられ、げっ歯類への発がん性も高用量暴露に限られている(WHO, 1998)。IARCはMTBEをグループ3(ヒト発がん性に分類できない)に分類した(IARC, 1999)。
SDラットにMTBEを250 および1000mg/kgの用量で週4回104週間(2年間)にわたって強制経口投与し,その後死亡するまで経過観察したところ,166週後までに全て死亡した。その結果,高用量群の雄で精巣Leydig細胞腫が増加し,雌で低用量群からリンパ腫および白血病の合計の発生頻度が用量相関性に増加した )。しかし,リンパ腫または白血病単独での発生増加ではないため,Leydig細胞腫の発生増加を根拠に,経口投与による発がん性のNOAELは250mg/kg(143 mg/kg/dayに相当)と推定される(Belpoggi, et al., 1995)。しかし、Leydig細胞腫の病診断基準が曖昧であることやヒトで発症する可能性については疑問の残るところである(WHO, 1998)。
ヒトが飲料水中に混入しているMTBEの味や臭いを感じる閾値として,20~40μg/Lという値が、幾つかの報告の結果から概算されている(EPA, 1997)。

 


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