クロロ酢酸

分子式CH2ClCOOH
分子量94.5

慢性試験で発がん性を示す証拠は認められていない。生殖発生毒性に関する試験のデータは報告されていない。
雄F344ラット(一群50匹)にモノクロロ酢酸を0, 0.05, 0.5, 2 g/Lの濃度(0, 3.5, 26, 60 mg/kg/day)で104週間飲水投与した。体重増加量が著しい減少のため、最高濃度は8週目で1.5 g/L、24週目で1.0 g/Lに引き下げられた。60 mg/kg/dayで、心筋変性の増加・鼻腔の慢性活動性炎症の増加・肝炎の緩やかな増加がみられた。26 mg/kg/day以上で、体重減少・絶対および相対肝臓重量の減少・腎臓重量の減少・相対精巣重量の増加・絶対および相対脾臓重量の減少がみられた。3.5 mg/kg/dayでは、絶対および相対脾臓重量が対照群対して74-80%の増加のみが見られた。この研究のLOAELは脾臓重量の増加に基づき3.5 mg/kg/dayであった(De Angelo et al., 1997)。

人気ブログランキングへ